常夏?メキシコ 2007/10/30
2007年 12月 09日
ドアを開ける爽やか少年。しかし彼は宿の管理人ではなかった。
ここでは宿泊者がドアを開けることになっているらしい。
世界に数多く存在する、日本人宿は一人旅には初日に関しては調度良い。
なぜなら、ここメキシコは特に、英語が通じないからだ。
やっぱり初めて地を踏む場所は、緊張がつきものだ。
初日は情報がとくかく欲しい。
周辺の交通機関はどうなっているだとか、どこが危険地帯なのかとか、
やっぱり本だけではどうにもならない箇所が多々ある。
日本語が話せる、というのは本当に安心できることだ。
日本人にも悪い人はいるかもしれないが、ある程度緊張が緩む。
外国のドミトリー(相部屋)で、一番注意しなくてはならないのが、
貴重品の管理。お風呂に入りにいくにも、パスポートと現金、カードだけは
風呂場にも、もちろん持って行く。万一のことを考えると仕方のない行為である。
日本人に対し、ある程度の信頼があるので、貴重品の管理を徹底しなくても
まぁ、大丈夫なのが日本人宿。やっぱり母国の人は真面目な傾向にあるから。
一泊分を支払い(90ペソ=約990円)
男女混合ドミトリーに案内され、荷物をおろす。
そして、気づいた。
どうやらここはものすごく寒いらしい。
なんと!わたしが持ってきた唯一の部屋着は短パン。
完全に間違った!
メキシコといったら大きな太陽?大きなサボテン?=常夏 完敗である!
わたしの大きな誤算だった。
メキシコシティ、知ってはいたけれど、ここは標高2000mの位置にあり、
10月からどんどん冷え込むらしい。
仕方ないので風呂に入ろう。あったまって寝れば大丈夫!
と思いつつ、シャワーを浴びるとお湯がなかなか出てこない。
あーこの感じ。そうそう場所にもよるけど、シャワーの勢い悪いのよね。
さっさと風呂を済ませ、日記を書きながら、聞き耳たてていると、
どうやらこの部屋にいる半分の人は
世界一周、もしくは中米を周る人のようだ。
一ヶ月の旅は、ここでは短期間に聞こえる。
宿には
・若手脳外科、メキシコのガイコツ好きや、
・映像作家のナイスヘアの男の子
・眼鏡の似合う元OL中南米旅行中の女性
・アメリカから旅行に来た、また別のじゅんこちゃんという女の子、
・年齢不詳のおじさま、など色んな人がいた。
さぁ、布団に入ろう。 しかし寒い。布団は布団ではなくベットカバーのような薄さだ!
これも全て、常夏?メキシコの気候のせい。。というかわたしのアホな考えのせいである。
寒さで最初は眠れなかったが、そのうち疲れが出たのか爆睡。。
しかし隣に寝ていた男性の寝言
【いや~絶対行った方がいいですよ!】の大きな一声で目を覚ますのであった。
(2:30 AM)
さて、明日はどこへいこうか。
by boojil | 2007-12-09 15:26 | メキシコの旅