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沖縄うきうき日記4-3   

2007年 09月 10日

2007/09/10 IN 竹富島
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手紙を書き終えると、わたしは海にさよならをして、自転車に乗った。
郵便局までは5分もかからない、ここは小さい国だ。

大きな空はどこまでも続いていて、東京じゃ見えない景色は自然と笑顔になる。
電線で覆われた東京の空は、やっぱり窮屈だ。

洗濯物だって、良い色に見える。いいなぁ。
お土産屋にはいると、おじいさんが教えてくれた。

【竹富には小学校が一つだけある。生徒は35人、先生は20人
すんごいところだ。先生がそれだけ多ければ、
たまには先生を独り占めできるかもしれない。

その後ジュテームというゲストハウスを見学。
竹富にゲストハウスは一軒だけらしいよ。

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自転車を走らせて、かれこれもう4時間。
海で泳いだ時間もいれて。 一人で突っ走ってしまったので、もう眠いのなんのって。
牛に出会って、あまりの可愛さに胸きゅん。

でも臭いので、ある程度の距離を保ちつつ、ベンチで本を読んで、そのまま爆睡。
ごめんなさい、この行動も全て一人です。まるでルンペイです。


さ、起きたはいいけど、最終の船の時間まであと30分。
自転車も返さなくちゃいけないし、ハイビスカスの写真ももっと撮りたいのに
どうしよう。お腹も空いてきたし。さっき食べたけど。


眉間にしわ寄せて、考えながらプラプラ歩いていると、
そこに現れたは、でっかい、そしてかっこいいカメラを持っている男性を発見。
そういえば彼、さっきゲストハウス【ジュテーム】で見かけた子だわ。
http://taketomi.net/jetaime/

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あちらも気づいたようで、お互い立ち止まってちょいと話してみる。
彼はスーさん、あたしの親友と同じあだなだ。しかも同じ横浜に住んでいるという。

どうやら竹富は最終の船が出た後の時間、夜が面白いらしい。
昼間は観光客で町は溢れるから、静かな時間はこれからやってくるらしい。

彼は今夜ジュテームに泊まるそうなので、わたしもジュテームに泊まることにした。
一泊1500円の、この安宿はわたしの中ではかなりハイレベルに綺麗!

だけどわたしはなぜか奥の男性部屋に通され、
【ねぇねは、こっちの部屋でもだいじょうぶでしょ~】と宿のお兄ちゃんに強引?に
言われ、すんなり【うんうん】と答えてしまった。

まーここは日本だし、二段ベッドだし、寝るだけだし、いいか。
日帰りのはずが、今宵は思う存分竹富を楽しめる。
さー自転車に乗って、桟橋を目指し(といってもチャリで5分)、夕日を見ましょう。
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桟橋で、今日一緒に頑張ってくれたシュノーケルにお礼を。ありがとさんね。
また明日からよろしくお願いします。

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あー久しぶりに大きな大きな夕焼け。
雲は淡いオレンジ色になって、みんなを包むよ。
桟橋に集まる人の顔もオレンジ色。笑顔もオレンジ色。ココロもオレンジ色。

でっかい夕焼けに負けないくらい大きな海をねっころがりながら眺めて、
それはそれは贅沢な時間を過ごしました。

途中から雲が出てきて、暗くなっても、お星様はなかなか顔を見せてくれません。
あきらめた人はポツポツと帰っていきます。
それでもねばった私たち、というかボーッとしていただけなんだけど、
最後まで残った私たちには、ちゃんと風の神様がついていてくれたのか、
ぱーっと雲がきれて、お星様がたくさん顔を出してくれました。

ココロが満足したころ、もう真っ暗で何も見えず、
電気のない帰り道は心なしかちょっとソワソワします。怖いのです。
だけれど、地面に光るお星様を発見。


そう ホタル 
生まれて初めて ホタルを見ました。

あまりの嬉しさに、わたしこれ以上この日の日記をかけません。

あ、でも宿で出会った仲間たちと泡盛パーティーをして
竹富に住んで何十年の泥酔じいさんに出くわし、焦点は合わないわ、
勝手に帰ると言い出すわ、階段でこけて自転車はドミノ倒し、
最高潮に爆笑の渦の中、わたしはじいさん(エゾ爺)を家までつれて帰り、
さよならをして今夜はおしまい。

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明日は石垣に戻って、西表に行こう。

by boojil | 2007-09-10 23:57 | 沖縄の旅

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